2002年4月18日(木)
エンジニアリングレポートは何とテキトウか
現役プロパティマネージャーが匿名で、エンジニアリングレポートのテキトウさを訴えています。(月刊プロパティマネジメント2002.4月号)
近年は商業ビル売買においては、建物の物的な調査報告がなされることが多いのですが、この記事はその調査報告についての買い手サイドの嘆きです。「免責事項」ばかりだし、安くかつ短時間で作成しているために大雑把で役に立たないそうです。
具体的な事例として、大手ゼネコン作成の調査報告で「耐震補強に1億8300万円要する」とあったが、実際には3億7500万円。建物が歪んでひび割れになっていたのに「ペンキ塗りなおし」程度の記載。
ゼネコンにとって他社施工物件の調査報告を引き受けることは、その物件に出入り自由の「通行手形」のようなものだそうで、それはそのビルの大規模修繕等にタッチできる営業チャンスともなるので、調査報告を安く引き受ける風潮もあるのだそうです。


